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ビッグデータやディープラーニングのビジネス利用?「マーケティングオートメーション」

その他

マーケティングオートメーションとは

「マーケティングオートメーション」という言葉をご存知でしょうか? このキーワード、2010年くらいにはすでに存在しているようですが、日本で普及の兆しがあるとのことで、個人的に最近かなり気になっているものです。

ferret-plus.com

上記のサイトから定義を引用しますと、

獲得した見込み客の情報を一元管理し、主にデジタルチャネル(メール、SNS、ウェブサイトなど)におけるマーケティングを自動化、可視化するソフトウェア

これだけだとよくわからないので、具体的な機能を引用しますと、

  1. [ページ制作] 簡易なキャンペーンページなどを制作。
  2. [リード管理] 見込み客の行動履歴や属性情報などを保存。
  3. [スコアリング] ウェブサイト上の行動履歴などを数値化する機能。
  4. [メールマーケティング] 予め設定しておいたシナリオにもとづいてメールを配信。
  5. [アクセスログ取得] 一般的なアクセス解析機能。
  6. [ソーシャル機能] ソーシャルへの拡散などの機能。

上記の機能をみてもらえると、これまでも個別に立派なサービスが存在していることがわかります(GoogleAnalyticsとか)。それじゃダメなんでしょうか?

想像ですが、そういったサービスを次々と採用していった結果、顧客情報が各サービスに分散してしまって、逆に見込み客の全体像が把握できなくなってしまった。だから顧客情報を中心に置いた形になっているのだと思います。

どこまでオートメーションされるのか?

さて、上記のサイトには、

【誤解その1】何でもかんでも機械が自動化してやってくれる

という注意書きがあります。一般の方にとっては、自動化というのがピンとこないのかもしれませんが、 自分を含めた開発者の方にとっては、「オートメーション(自動化)」という言葉は結構と身近なものだと思います。例えば、

  • ビルド自動化:ソースコードが変更されたら自動的に実行ファイルを生成してくれたり、
  • テスト自動化:仕様通りにシステムが動作するか自動的にテストしてくれたり、
  • デプロイ自動化:サーバの更新を自動的に行なってくれたり、

上記のような便利さを普段から実感しておられるかと思います。

もちろん、すべてが自動化されるわけでもなく、しかもその限界は結構低いということも感覚的に感じておられることと思います。 基本的には、同じような繰りかえしの単純作業が置き換えられるイメージですね。

どこまでオートメーションできるのか?

では、技術的にはどこまで自動化できるのでしょうか?

自分は結構 TechCrunch が好きなのですが、上の記事ででていた機能一覧は、かなり自動化できるんだろうなと感じてしまいます。

1.ページ制作

The Grid というサービスは、キーワードを与えると人工知能が最適なホームページを自動的に生成してくれます。

jp.techcrunch.com

2.リード管理、3.スコアリング

SalesPredict というサービスは、属性に基づいて見込み客を絞り込み、その条件を営業実績によって自動的に学習していきます。

jp.techcrunch.com

4.メールマーケティング

Bizzyというサービスは、顧客の購入履歴を調べて、今その人にメールを送るとしたらどんなメールを送るべきか、を自動的に判断します。 jp.techcrunch.com

また、Google Inbox のSmart Replyは、機械学習によってメールに対して自動的に返信文を生成してくれます。

jp.techcrunch.com

5.アクセスログ取得

BloomReach というサービスは、閲覧履歴などに基づいてホームページ(のメタデータなど)を自動的に修正し続けてくれます。

jp.techcrunch.com

さいごに

ビッグデータやディープラーニング技術の実用化がだいぶ進んでいますが、マーケティングオートメーションのサービスで利用されるとまた一味違ったものになるんじゃないかと期待しています。

個人的には、あるビジネスの計画→実施→その結果のチェック→改善といったビジネスプロセスや意思決定の流れを、機械が自動的にすごく速く回して、人はそれを監視・調整するような形にならないかなと思ったりします。「一億総中間職社会」みたいな。

実際、ホームページなどのデジタルデータにおいては、計画以外の部分については機械のほうが得意そうですよね。

(武内)